その方法で大丈夫?やってはいけない巻き爪ケア

爪が食い込んで痛い!
運動はもちろん、歩くのにも支障が出てつらい!
自分で何とかできる方法は?

そのようにお悩みなのは、あなただけではありません。

もしかして、この痛みは巻き爪?

そう思った時に、やってはいけない対処法があります。

どんな不調にも共通することですが、これ以上悪化させないことがもっとも重要です。

知らずに対処してしまったせいで悪化してしまった!
巻き爪が何年も治らないのは、対処法のせいだった!

という事態を避けるために、巻き爪でお悩みの方がやってはいけない対処法についてお届けします。

「この程度なら大丈夫かも」と思っているうちに

巻き爪とは、爪が巻いて変形し、皮膚に食い込んでくる状態を指します。

巻き爪を抱えた人の多くが、歩くたびに痛みを感じたり、ひどい場合は、ちょっと触れただけでも激痛を訴えたりされます。

その痛みを避けようとして、歩き方や姿勢が悪くなることで、足首痛、膝痛、腰痛と、連動して体に不調があらわれることも。

「たかが爪の一部」と思いがちですが、放置していると日常生活にも支障をきたす可能性があるため、早めの治療が大切になります。

とはいえ、実際には巻き爪のなりはじめには、多くの方が
「このくらいならまだ大丈夫かも」
「この程度でわざわざ受診するのもな」
と、様子見をしがちです。

痛みがひどくなっているにもかかわらず、タイミングを逃して受診を先延ばしにしているうちに、どうにもならなくなり、駆け込むように来院される・・・というパターンが多くみられます。

やってはいけない巻き爪ケア

自宅で様子見をしている段階で、ご自分で何とかしようとされる方もおられます。しかし、その対処法が間違っていることも。

ひとつひとつ見ていきましょう。

食いこんでいる部分の爪を切る

多くの方は、痛みが出たら、食い込んでいる爪の部分だけを切ります。

そして、爪が伸びてまたくい込んできたら切る、という処置を繰り返す傾向があります。

痛い部分をはやく取りのぞきたいと思うのは自然なことです。しかし、その結果

  • 巻き爪の進行がすすむ
  • 徐々に爪が切りづらくなる
  • 痛みの度合いが増してくる
  • 自分で処置が難しくなってくる
  • くい込んだ部分や見えづらい部分が化膿し始める

その場しのぎで自己流の爪切りをしていると、深爪になったり、変形が複雑化したりして、自分ではどうにもできなくなるケースが多いです。

化膿してしまうと、痛みが強くなります。

それだけでなく、化膿が治らないことには矯正をすることができません。(医師でない者が化膿を伴った患部の処置をすることは法律違反に当たるため)

足の爪は、自分では見えづらいことも多く、複雑な形の巻き爪なら尚更見えにくいでしょう。

その状態で自己流で切る、ということは悪化のリスクを伴うということを、十分に理解しておいてください。

すでに巻き爪の痛みが出ているのなら、ご自分で切ることはおすすめしません。

できるだけ症状の軽いうちに、私たち巻き爪矯正の専門家に相談されることをおすすめします。

コットンパッキング

コットンパッキングとは、くい込んだ爪の間に化粧用コットンをはさむ方法です。

画像引用元:https://epark.jp/medicalook/ingrown-nails-painful/

安く、気軽にできる自宅ケアとして、巻き爪に悩む方の間では有名な方法です。

爪に食い込んでいる部分にコットンをはさむことでクッションになり、痛みが緩和されます。

痛くてどうしようもない時には、とりあえずの対処法として有効でしょう。

コットンパッキングの弊害

痛みがなくなると楽になるので、そのままパッキングを続けがちです。

続けるうちに、ついつい詰めるコットンの量が増えていきます。

中には、爪に沿って帯状にぎっしりとコットンを詰めてしまう方も。

しかし、コットンパッキングをすることで巻き爪が悪化してしまう可能性をご存知ですか?

コットンのような柔らかいものであっても、24時間何日も詰め物をしていると、皮膚を圧迫します。

それは皮膚が陥没するほど。

画像引用元:相模原・町田巻き爪矯正センターブログ

それだけではなく、爪を上方向へ押し上げる力もはたらきます。

写真右を見ていただくとわかるように、爪が押し上げられたせいで皮膚から剥がれてしまっているんですね。

コットンパッキングはあくまでも「応急処置」です!

コットンパッキングは、痛みをラクにしてくれるため、「こうやっているうちに巻き爪が治るのでは?」と考える方も少なくありません。(だから、ついつい詰める量が多くなるのですが)

コットンパッキングをしても、巻き爪が改善するわけではありません。

むしろ、長期にわたってパッキングをすることで、爪周囲の組織を圧迫し、爪の変形を促し、巻き爪が悪化する可能性の方が高いです。

コットンパッキングはあくまでも、痛みを緩和するための「応急処置」にすぎません。

自宅ケアでコットンパッキングを長期間行うと、より複雑に変形してしまいます。

コットンパッキングではお手上げ状態にまで悪化してしまうと、理想的な爪の形に戻すのが大変になります。

コットンパッキングは、あくまで一時的な処置、とお考えくださるようお願いします。

器具を買ってセルフ矯正

ネットを探すと、巻き爪矯正をするための矯正器具が販売されています。

そういったアイテムも、ケースによっては痛みを軽減させることも可能かもしれません。

しかし、現在市販されている安価な自己矯正具は、爪が薄い軽度な爪向きです。

巻き爪が重度の方は、爪も分厚く変形しています。こういった爪は、ほとんどうまくいかないのが現状です。

また、使い捨てのものだったり、壊れやすいものが多く、結果的にコストが高ついた上に治らなかったということになりかねません。

さらに、巻き爪矯正に必要なことは「今巻いている爪をゆるめること」だけではありません。

「これから生えてくる爪を健康的に伸ばすこと」、これが重要なのです。

  • 今生えている爪をととのえること
  • これから生えてくる爪を健康的に伸ばすこと

この二つを同時に実現することができるのは、私たちがおすすめしてる「ツメフラ法」をおいて、他にありません。

病院での手術

爪が痛い、腫れている、化膿している・・・こんなトラブルがあれば、多くの方はまず皮膚科などの病院を受診するでしょう。

そこで、医師にすすめられるままに手術を受け、思わしくない結果になってしまった、という方が、多く来院されます。

なぜ、私たちが病院での手術をおすすめしないのか、それはこのツメフラ法の開発にいたった経緯を知れば納得いただけるのではと思います。

ツメフラ法を開発したのは、皮膚科の専門医である鈴木俊二医師です。

鈴木医師は、かつて巻いた部分を除去するという手術を行っていました。手術した患者さんたちはその後、受診に来ないのでそれで完治しているものだと思っていたそうです。

ところがある日、勤務していた看護師の話を聞いてびっくりしました。

この看護師は、過去に巻き爪の除去術を受けたそうなのですが、その後もよくなるどころか巻き爪が再発し、爪の形もいびつに変形してしまったとのこと。

驚いて爪を見せてもらったところ、それは痛々しいものでした。

治ると信じてせっかく手術をしたのに、爪がこのようになってしまったら・・・たしかに再び病院へ行こうとは思えないですよね。

そこで鈴木医師は、これまでの巻き爪治療では完治できないと気づき、根本治療をめざして研究開発に取り組まれたそうなのです。

そこで生まれたのが、私たちが導入している「ツメフラ法」なのです。

ツメフラ法は、フットケアサロンや整骨院・整体院を中心に施術の受け皿が広がっているところです。

ツメフラ法は、現役医師が開発した、治療に匹敵する方法であること。

これらのことを踏まえて、病院で安易に手術を受けることはおすすめしません。

(注)炎症や化膿、その他の病変を伴う場合は、民間での矯正はできません(医師法違反)。

まず皮膚科にて病変の治療をすることおすすめしています。

病変が改善したのちに、ツメフラ矯正を受けることをおすすめします。

巻き爪は軽度のうちに専門家へ相談を!

たしかに、ご自分で何とかしようとしたにもかかわらず、うまくいかなくて、巻き爪が進んだ状態で受診するのは、勇気がいるものです。

「これはひどいですね」「なぜ、こんなになるまで放っておいたんですか」と言われるのではないかと思うと、受診をためらっていた、とお話ししてくださった患者さんもおられます。

でも、ご安心ください。

私たちは、あなたのつらさを解消するサポートができることを、本当にうれしく思っています。

これまでひとりで悩んでこられたのなら、なおさら。

もう、ひとりで悩む必要はありません。

私たちのおすすめしている「ツメフラ法」は、今つらい巻き爪の痛みを和らげるだけでなく、これから生えてこようとする爪をより健康的に伸ばすことができます。

さらに、装具は半永久的に使える耐久性にすぐれたものであるため、サロンでの矯正を卒業した後も、ご自宅でご自分で巻き爪予防するとができます。

当サロンで巻き爪の痛みから解放された多くの方が、「これならもっと早く受ければよかった」と後悔するほど、喜んでくださっています。

もし、あなたが巻き爪の痛みでお悩みで、でもどうしていいかわからず時間だけが過ぎていく・・・というような状況なら、まずはお気軽にご相談ください。

相談したからといって、矯正を受けなければいけないということはありません。

矯正を無理にすすめることもしません。腫れや出血、化膿があれば、まずは皮膚科への受診をおすすめしています。

お気持ちに沿うような形で、あなたももっともいい方法を探していきましょう。

おひとりで悩まず。まずはご連絡ください。

お電話でのお問い合わせは、出られないことがあるため、LINEでのご連絡をお勧めしています。

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