巻き爪の治療や矯正、いろいろあるけど何が違うの?
巻き爪の治療をどこでやればいいのか?
どんな方法でやればいいのか?
迷ってはいませんか?
行くなら皮膚科? それとも整形外科?
病院行ったら、無理に剥がされちゃうんじゃないの?
こわい・・・
そんなお悩みをひとりで抱えてはいませんか?
それはあなただけではありません。
当院を訪れる多くの方が、「巻き爪の痛みを早くどうにかしたいけれど、じゃあどうしたらいいか判断に迷った」とお話ししてくださいます。
当院で採用しているのは、『ツメフラ法』という巻き爪矯正法ですが、世の中にはいろいろな巻き爪矯正法がありますよね。
何が違うの?
どの方法がいいの?
調べれば調べるほどわからなくなり、悶々としたまま月日が経ち、巻き爪が進行してしまう方をたくさん診てきました。
これを読んでいるあなたも、長い間決めかねてここまできた、あるいは、これまでいろいろ試してきたけど納得する方法に出会えなかった、という経験をされているかもしれません。
そんなあなたの疑問が解け、前に進むきっかけになれたらと思い、このページをつくりました。
ぜひ、参考になさって下さい。
- 1. 病院で行われる治療
- 1.1. ①食い込んでいる爪を切る
- 1.2. ②爪を剥がす
- 1.3. ③ワイヤー法
- 1.4. ④手術(鬼塚法)
- 1.5. ⑤フェノール法
- 1.6. ⑥VHO(コレクティオ) or インベントプラス
- 1.7. ⑦ポドフィックス コンビペッド
- 2. 民間の巻き爪矯正専門院で行われる矯正法
- 2.1. ①B/Sスパンゲ
- 2.2. ②オニクリップ
- 2.3. ③ペディグラステクノロジー
- 2.4. ④テーピング
- 2.5. ⑥コットンパッキング
- 3. 当院の矯正法『ツメフラ法』
- 3.1. ①根本原因にアプローチ
- 3.2. ②痛みがない
- 3.3. ③爪に負担が掛からない
- 3.4. ④爪をデザインできる
- 3.5. ⑤様々な巻き爪に対応
- 3.6. ⑥普通に生活が出来る
- 3.7. ⑦装具は繰り返し利用でき、再発予防ができる!
- 3.8. ※デメリットもあります!
- 4. さいごに
病院で行われる治療
病院で行われている一般的な処置について解説します。
①食い込んでいる爪を切る
くい込んで刺さっている部分の爪を切る処置。
かなり深くまで爪を切り取る処置をするところが多いです。中には、麻酔等もせずガマンしてもらいながら無理矢理切り取る処置をするところもあるようです。
メリット:
- 切り損ねが小さなトゲになっている程度で、まだあまり刺さってない程度なら、この処置で改善します。
※ただし、切り方だけで、そもそも巻き爪でない場合に限ります。
デメリット:
- 巻き爪の根本原因にまったくアプローチしていないので、巻き爪は改善しません。
- さらに、切ったことで、より巻き爪が進行し、症状が深刻になる方が多いのが現状です。
- 定期的に病院で切ってもらうようになり、一向に改善しません。
②爪を剥がす
巻き爪を、まるごと手術で剥がしてしまう処置です。
剥がした後は当然、爪がまるごとなくなるので痛みはなくなります。
「次生えてくる時は、キレイになって生えてくる」などと言われる患者さんも多いようですが、実際のところは・・・。
メリット:
- その時、爪が食い込んでいたところの痛みは消えます。
デメリット:
- この処置も巻き爪の根本原因にまったくアプローチしていません。
- このあと生えてきた爪が巻いてしまうケースが多くみられます。
- 爪が生えるまでは、力が入りづらくなります。
- 爪自体が、生えてこなくなるケースもあります。
③ワイヤー法
巻き爪の矯正法で有効な方法がない時代に開発され、当時は画期的な方法として広まった方法です。
方法としては、爪の両端に穴を開け、そこに弾力性の強いワイヤー(曲げても真っ直ぐに戻る力の強いワイヤー)を曲げながら差し込む方法。
ワイヤーがまっすぐに戻ろうとする力で爪を平らにしていく考え。
メリット:
- 改善する方もいらっしゃいます。
- 施術そのものが簡単で早いです。
※それだけに、穴を開けてワイヤーを入れるだけでよしとする施術者がいます。 - 最近は、ワイヤーを自分で購入し自宅でもケア可能です。
デメリット:
- 爪が割れたり、変形したりするおそれがあります。
- 矯正する力の方向が悪く、爪に大きな負担がかかります。
- 黄線が後退することが多い方法です(黄線を後退させないことが、爪にとっては大事!)。
- 爪の先端しか矯正出来ないことが多く、再発しやすいです。
- 爪が平坦になりすぎてしまったり、形が変形してしまったりします。
- 爪に穴を開けるために、ある程度爪を伸ばしてもらう必要があります。
- 施術者の上手い下手で大きな差が出ます。
- 対応できないケース、もしくは変化しないケースも多くみられます。
- ワイヤーは再利用できません。
④手術(鬼塚法)
メリット:
その時の巻き爪の痛みはなくなります。
デメリット:
- 手術時、手術後にかなりの痛みがあるようです。
- 爪幅が狭くなり見栄え悪くまります。
- 足指に力が入りづらくなります。
- 根本原因にアプローチ出できていないので、見栄えが悪くなる上に再発する確率大です。
⑤フェノール法
古くから医師の間で行われるポピュラーな巻き爪手術。現在も普通に行われています。
巻き爪で巻いている部分を丸ごと根元まで切り取ってしまいます。さらに、そこに爪が二度と生えてこないようにフェノールという薬液で細胞を焼き殺します。
実は、『ツメフラ法』の開発者である鈴木俊二医師も、かつてされていました。
そしてあるきっかけで、治療後の患者さんの爪が、醜くなるばかりか、細くなった爪が再びグルグルに巻いてるのを目の当たりに。
既存の方法は根本原因にアプローチできない間違ったものだったと気づき、そこから独自の爪の研究を経てツメフラ法が開発されたのです。
メリット:
その時の巻き爪の痛みはなくなります。
デメリット:
- 爪幅が狭くなり見栄え悪くなります。
- 足指に力が入りづらくなります。
- 原因にアプローチできていないので、見栄えが悪くなる上に再発する確率大です。
- あとあと、鬼の角のように爪が生えてくるケースもあります。
⑥VHO(コレクティオ) or インベントプラス
両サイドから、細い装具を挿入し、そこに掛けたワイヤーをねじり上げることで、爪が持ち上がるという理論。
施術方は以下のようなイメージです。技術が簡単なこともあり、習得が容易で、病院をはじめ接骨院等でも多く導入されています。
ねじり上げることで、図の矢印の方向に力が働くという理論です。
しかし実際には、物理学的に、この力のかけ方で矢印の方向に合力がはたらくことはありません。
つまり、この装具の構造・矯正の方法では、爪が浮き上がる方向に力がはたらくとは言えないのです。
メリット:
- 施術が簡単で技術的に誰でもできます。
- 装具が邪魔になりません。
デメリット:
- 矯正する方向性に、力学的に無理があります。
- 軽い巻き爪以外は難しい方法です。
- 術者によって大きな違いが出る可能性があります。なかなか変化が出ないことで、さらに強く巻かれる危険性があります。
- 爪を矯正するどころか、より症状が複雑になる可能性があります。
- 実技研修もしっかりせず、DVD学習のみで施術している施設もあります。
⑦ポドフィックス コンビペッド
下記のような装具を爪に接着し、ねじりあげ矯正する方法です。
メリット:
- 簡単、誰でもできます。
- 装着時のリスクが少ないです。
デメリット:
- 根本原因にアプローチできていません。
- 矯正力弱いです。
- 接着が剥がれる可能性があります。
- 再利用できません。
- その日のうちには、爪の形はあまり変化しません。
民間の巻き爪矯正専門院で行われる矯正法
①B/Sスパンゲ
古くから巻き爪矯正でおこなわれている、ドイツ生まれの巻き爪矯正法です。
爪に特殊なプレートを接着し、プレートの戻ろうとする力で、巻き爪を矯正します
メリット:
- 貼るだけなので簡単です。
- 痛みがある場合でも負担掛けずに施術可能です。
デメリット:
- 矯正力が弱く、結局、矯正できないケースも多々あります。
- 矯正中に、貼り付けたプレートが剥がれやすいです。
- 矯正期間が長期にわたり、結局費用がかさみます。
- 再利用できません。
- その日のうちには、爪の形はあまり変化しません。
②オニクリップ
B/Sスパンゲと、似たような矯正法で、ネイルサロンでよく行われているものです。
メリット:
- 貼るだけの簡単な方法です。
- 痛みがある場合でも負担をかけずに施術可能です。
デメリット:
- 矯正力が弱く、結局矯正できないケースも多くみられます。
- 矯正中に、貼り付けたプレートが剥がれやすいです。
- 矯正期間が長期にわたり、結局費用がかさみます。
- 再利用できません。
- その日のうちには、爪の形はあまり変化しません。
③ペディグラステクノロジー
日本発の巻き爪矯正法。爪のサイドにはまる特殊な装具を挿入し、そのプレートを爪に貼り付け矯正する方法。主に、接骨院で普及しています。
メリット:
- 見た目が綺麗です。
- b/sスパンゲよりは矯正力があります。
- 欠けた爪にも対応できます。
デメリット:
- しっかり爪の形が変わるまでは時間がかかります。
- 装具の再利用はできません。
- その日のうちには、爪の形はあまり変化しません。
④テーピング
爪が食い込んで痛い部分の肉を、テーピングで引っ張り食い込みを軽くする処置。
メリット:
- 若干、痛みが楽になります。
- 簡単で誰にでもできます。
デメリット:
- 根本原因にアプローチしてないので、巻き爪自体は治りません。
- 思ったほど楽になりません。
- テーピングがゆるくなるので、毎日貼り直しが必要です。
- かぶれる、不衛生などの問題が起きます。
⑥コットンパッキング
コットンを食い込んだところに詰める方法。
結論から先に言います!!やらない方がいいです。詳しくは、下記の記事に書いてあります。
▶『その方法で大丈夫?やってはいけない巻き爪ケア 』
より症状が複雑化するためです。やるのであれば、応急処置として短期間(数日)だけです。
当院の矯正法『ツメフラ法』
なぜ、数ある矯正法の中で当院は『ツメフラ法』なのか!?
このように数ある矯正法の中で、当院が『ツメフラ法』を採用していのには理由がります。
ここからは、『ツメフラ法』が他の矯正法といかに違うのかを説明していきたいと思います。
①根本原因にアプローチ
開発者の鈴木俊二医師が爪を徹底的に研究し、初めて発見された根本原因にアプローチするから、他の矯正法ではなしえない矯正が可能です。
※下記の写真は、初診日の施術前後の変化です。
②痛みがない
もちろん、もともと炎症がある、そもそも食い込んだ爪の先がまったく見えないなど、巻き爪の症状は個人差があります。
それでも、これだけの劇的な変化を起こせる矯正法なのに、痛みはほとんど感じなかったという方が大半をしめます。
それも、根本原因に効率よくアプローチするので、負担が少ないためです。
【改善された患者さんのよろこびの声】
- HPで見たときは痛そうかと思ったけど、まったく痛くなかった。
- 常に先生が「痛くないか」聞きながら施術してくれ、安心して受けることができた。
- もともとあった痛みが、矯正の途中からなくなった。
- 家を出るときは履くのが痛かった靴が、帰りはまったく痛くなくなった。
- むしろ気持ちよかった(笑)
③爪に負担が掛からない
実は、この驚異的な矯正力の「ツメフラ法」、爪にとって最も負担の少ない方向、動きたい方向に矯正力をかけています。
なので、爪に負担がかからない上に、他の矯正法よりスムーズに爪が動いてくれます。
実は、これってすごく大事なことなんです。
他の矯正法は、力のかけ方やかける方向性が合ってないので、どうしても無理矢理に爪を矯正する感じになってしまいます。
すると当然爪に負担がかかり、割れてしまったり、黄線が剥がれてしまったりなど、爪にとっての悪影響も出てしまいかねません。
④爪をデザインできる
「爪をデザイン?」と、思われた方もいるのではないでしょうか?
そうなんです。デザインするんです。
当院の症例をご覧いただければわかりますが、当院に来られる方の爪は、さまざまな巻き方をしています。
両方均等に巻いてる巻き爪もあれば、片側だけ、あるいは「の」の字に巻いてる巻き爪、ホッチキスのように急に折れ曲がるように巻いてる巻き爪、などなど多種多彩です。
「ツメフラ法」はそのような多彩な巻き爪を、片側だけ矯正したり、両側から矯正したり、こちらはこれぐらいで、もう片方はもっと上げましょう!などと、矯正をどこまで、どのくらいやるかを施術者の意図するようにコントロールすることが出来ます。
つまり、爪をこまやかにデザインすることができるのです。
なので、「ツメフラ法」にとってのゴールは、その人の指の形にとって一番機能的な形をゴールに矯正しているのです。
ただワイヤーの戻る力にまかせた安易な矯正ではなく、「その人にとって」を大事に矯正しています。
⑤様々な巻き爪に対応
巻き爪と言っても、巻き方も当然いろいろですし、厚みも硬さも違いますね。さらには、深爪の方だっておられます。
そういったさまざまな巻き爪に対して、「ツメフラ法」では、しっかりアプローチできるような工夫されています。
他の巻き爪矯正で取り組んでいる院で、さまざまな矯正法(マチワイヤー、B/Sスパンゲ、VHOなど)を複数導入されている院も多く見られます。
つまり、そのこと自体が、ひとつの矯正法だけでは十分に対応できない・・・ということを証明してしまっているとは言えないでしょうか?
そもそも、1つの矯正法で対応できていれば、他の矯正法を導入しなくても済むのですから。
⑥普通に生活が出来る
よくある質問で
- 帰りは歩いて帰れますか?
- 靴は履けますか?
- 運動できますか?
- お風呂入れますか?
などと聞かれます。基本的に、すべてOKです。
- 帰りはむしろ痛みなく快適に歩けます!
- 履くのが痛かった靴も、楽に履けるようになります!
- 爪先が極度に圧迫されない限り、運動しても問題ありません!
- お風呂、むしろ推奨しています!
⑦装具は繰り返し利用でき、再発予防ができる!
ツメフラの装具に用いられてる素材は、心臓バイパス手術にも利用されるステントと同じ、超弾性形状記憶合金です。
かなり高価な素材で、しかも、身体の中に入れられるほどアレルギー性も低い素材となっています。
繰り返しの使用にも耐えられるような素材なので、再利用が可能です。
当院で、巻き爪矯正卒業後に年月が経ち再発される方もいますが、その際にお手持ちの装具をご自身で装着することで、再発の予防も可能です。
つまり、ご自身で巻き爪が再発しないよう未然に防げるのも、他の矯正法にない大きな特徴です。
そういったことも加味すると、他の矯正法にくらべて コスパがよく、効果の高い矯正法だと言えます。
※デメリットもあります!
- まだ、技術者が少なく、施術を受けられるところが限られています
- 術者の技量、経験により、多少の差はあります
- 爪が割れることもあります(※技術者の技量によるところが大きい)
- 内出血することがあります(※装具をつけたまま激しい運動等した場合)
- 化膿、炎症しているところの処置はできません(医師法により定められています)
※当院の症例の経験から書いています。効果等は巻き爪の度合いや、爪の厚み、硬さにより様々で、効果を保証するものではありません。
さいごに
いかがでしたか?
この記事が、あなたの悩みの解決に少しでおお役になてたのなら、うれしいです。
当院で、長年の巻き爪のつらさから解放された方の多くが「あの時思いきって受診してよかった」「こんなに楽になるなら、もっと早く来ればよかった」とお話ししてくださり、一緒に喜びを分かち合いました。
巻き爪のつらさを何とかしたいなら、ぜひ、私たちにお任せください。
とはいえ、「いきなりは不安だな」というお気持ちも、ごもっともです。
多くの患者さんも、最初は「まずは話を聞いてもらいたい」「爪の状態を見てもらいたい」というところからのスタートでした。
まずは、公式LINEから、気軽にお問い合わせください。どんな小さなことでもかまいません。お待ちしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。