あなたの爪は何色ですか?
爪床のきれいなピンク色が見えていますか?
普段気にはしていないけど、ふと指を見たときに変色に気づいたということもあるかもしれません。
この記事では、爪の変色トラブルについて書いていきます。
=目次=
爪が緑色になるグリーンネイル
爪が黄色に変色する
爪が黒く変色する
ひとりで悩まず、まずは相談を!
参考記事
爪が緑色になるグリーンネイル
ジェルネイルを施術したことのある方なら、一度は聞いたことのあるのではないでしょうか?
グリーンネイルは、簡単に言えば菌が繁殖して変色した爪のこと。
色味から「カビ」と勘違いされがちですが、「緑膿菌(りょくのきん)」というどこにでもいる菌によるものです。
緑膿菌は弱毒性であり、健康な状態ではまず問題になることはありません。
が、長期にわたって免疫力が低下した場合などで日和見感染(ひよりみかんせん)を起こします。よく病院や介護施設での院内感染の原因として、黄色ブドウ球菌の次に問題になるのがこの菌です。
緑膿菌は湿潤な環境を好みますが、ジェルネイルと自爪のすきまが、まさにそうなのです。
ジェルネイルが自爪から浮いている状態でそのまま放置していると、乾ききらずに湿った状態が続きます。
そして体温による適度な温かさのもとで、一気に繁殖します。
この場合は、爪の表面での繁殖になりますが、甘皮処理をやりすぎたり深爪しすぎたりすると、菌が爪の下にまで入り込み、繁殖することがあります。
いずれにせよ、痛みやかゆみなどの症状はありません。また、人へ移す心配はないとされています。
爪表面のものは、ネイルをはずして、自爪の状態で普段どうり過ごせば、2週間ほどで解消すると考えられます。
しかし、爪の下にできている場合は、皮膚科を受診して診断を仰ぎましょう。
- 爪が緑色から黒っぽい色に変化した
- 爪自体が変形してきた
- 爪の周囲に炎症が生じた
- 爪が先端部から剥離してきた
などの変化があれば、症状が悪化しているサインです。
様子見や自己流のケアをせずに、早く皮膚科を受診しましょう。
爪が黄色に変色する
このように白~黄色に濁るように変色していたら、爪水虫(つめみずむし)の可能性が高いです。
正確には、爪白癬(つめはくせん)と呼ばれます。ただ、爪水虫に症状が似ている病気も多いため、見た目だけで判断することはできません。
まずは皮膚科を受診して検査を受けるようにしましょう。検査して、爪から白癬菌(カビの一種)が見つかれば「爪水虫」ということになります。
爪水虫の人は、日本人の10人に1人がかかっているとされていて、誰でもかかりうる身近な感染症です。
とはいえ、いきなり爪水虫になるケースは少なく、多くは、先に足の指が水虫にかかり、それを正しく治療しなかったために発症しています。
足の水虫を放置したり、治療しても途中でやめてしまったりすることで、足の皮膚についている白癬菌が、爪にうつるためです。
初期の段階では、痛みもかゆみもありません。しかし、異変を感じたらはやめに受診し、治療を開始することをおすすめします。
また、水虫にならないための日頃のケアとしては、毎日お風呂に入り、足の指をよく洗うことをおすすめします。
なぜなら、白癬菌は皮膚表面に付着してから定着するまでに24時間かかると言われているからです。毎日お風呂に入り、体をきれいに洗い落とせば定着しないと考えられます。
水虫は一度かかってしまうと、完治までかなりの時間を要します。できるだけ日頃から清潔を心がけ、異変を感じたら様子見することなくはやめに受診しましょう。
爪白癬がすすむと、爪は厚くなりもろくなります。この状態で巻き爪矯正をすることは難しいため、爪白癬を治療してからの矯正スタートになります。
爪が黒く変色する
爪が黒く変色すると、心配になってしまいますよね。
爪にあらわれる黒い斑点のようなものは、ほとんどの場合が皮下出血によるものです。
ハイヒールなどの先が尖っている靴やサイズが合っていない靴を履き続けた
爪をぶつけた
爪の上に物が落ちた
などの場合、爪の下で内出血がおきると生じます。
この場合、日にちがたつにつれて色が薄くなったり、爪の伸びとともに先端の方へ移動したりするのが確認できます。
また、爪に黒い縦線が入ることがあります。
これは「爪甲色素線条(そうこうしきそせんじょう)」と呼ばれるもので、いわゆる爪の「ほくろ」のようなものです。
原因としては「色素沈着」が起こるからとされていて、爪の根元にある「爪を形成する部分」に色素を作る細胞が入り込むからです。
多くの場合、爪の一部分だけが黒くなりますが、爪が広範囲に黒くなったり、幅が広くなってきたり、爪だけではなくまわりの皮膚まで黒くなることもあります。
こういった状態のときは、悪性が疑われるかもしれないので、早めに皮膚科を受診するようにしてください。
いかがでしたか?
今回は巻き爪とは直接関係ありませんが、爪トラブルを心配される方のお役に立てればうれしいです。
爪は手足ともに、心臓から一番遠い部位にあり、全身の血行や栄養状態を受けやすいといえます。
日頃から自分の爪を気にしてみてくださいね。
ひとりで悩まず、まずは相談を!
もし、あなたが巻き爪の痛みでお悩みで、でもどうしていいかわからず時間だけが過ぎていく・・・というような状況なら、まずはお気軽にご相談ください。
「いきなり予約するのは不安だな」というお気持ちも、ごもっともです。
多くの患者さんも、最初は「まずは話を聞いてもらいたい」「爪の状態を見てもらいたい」というところからのスタートでした。
相談したからといって、矯正を受けなければいけないということはありません。
また、矯正を無理にすすめることもしません。腫れや出血、化膿があれば、まずは皮膚科への受診をおすすめしています。
お気持ちに沿うような形で、あなたにとって、もっともいい方法を探していきましょう。
おひとりで悩まず、まずはご連絡ください。
お電話でのお問い合わせは、出られないことがあるため、LINEでのご連絡をおすすめしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
参考記事
①はじめにお読みください
②こんな時はどうしたらいいの?
③他の矯正方法について
▶VHO

澄田 順子(すみた じゅんこ)

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※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。
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