お子さんの爪は大丈夫ですか?
小さい頃はお母さんが切ってあげていたのが、いつの間にか自分で切るようになると、あまり気にかけなくなります。
ちゃんと切っているものだと思っていたら、爪が痛いと言い出して、見たらかなり痛々しい状態だったという相談が多くあります。
中高生になると、部活動で爪を痛める子が急増します。
一度 お子さんと、爪のこと話してみてください。
=目次=
初期の対処を間違えると悪循環に!
お子さんが頻繁に爪切りしていたら要注意!
やってはいけない対処法
トラブルになりにくい爪の切り方
ひとりで悩まず、まずは相談を!
参考記事
初期の対処を間違えると悪循環に!
注意していただきたいのが、爪に痛みを感じ始めた初期の対処。
多くのお子さんは、ひとりで何とかしようとしたり、また親に言っても「爪の切り方が悪いんじゃない?」と言われただけだったり。
しかし、この時期の対処を間違えると、対処するたびに爪の状態が悪化していく・・・という悪循環に陥ります!
巻き爪患者さんにお話を聞くと、「中学の頃から爪が痛かった」「高校の時に巻き爪の手術をした」とおっしゃる方がかなりいらっしゃいます。
子どもの頃は、巻き爪に関する知識もなく、爪の切り方も習ったわけではありません。
ですから、「爪が伸びて当たるせいで痛いのだ」と、痛くなったら爪を短く切ることを繰り返します。
そして、陥入爪や巻き爪に発展し、痛くてスポーツを続けられないという事態にまで発展するのです。
一度巻き爪になってしまうと、巻き爪と完全に無縁な人生に戻ることは難しくなります。
手術をしてしまえば、もちろんダメージが残ります。
矯正して元に戻しても、巻き爪になったことのない健康な爪にくらべてダメージの受けやすさは残ります。
若い頃に皮膚科で爪を完全除去したという方も、その後何十年たっても、足に合わない靴を履くと爪に痛みが出るとおっしゃっていました。
巻き爪は矯正できますが、やはり巻き爪にならないこと、できるだけ初期の段階で正常に戻すことが、本当に重要なのだと痛感します。
これを読んでいるあなたのお子さんは、大丈夫でしょうか?
お子さんが頻繁に爪切りしていたら要注意!
足の爪が伸びる長さは、1か月に1.5mm程度と言われています。
ですから、足の爪を切るのは、1か月に1回あるかないか、ですよね。
もし、お子さんが
- 爪をむしるクセがある
- 頻繁に爪切りをしている
- しょっちゅう爪を気にしている
- 爪をケアしている時間が長い
- 爪が痛いと訴えてくる
という様子が見られるなら、はやめに声をかけてあげてください。
爪のトラブルを抱え、どうしていいかわからず自己流で対処しているのかもしれません。
特に足の親指について
- 爪の白い部分がないほど短く切っている
- 爪を山型にカットしている
- 指の大きさに対し爪の幅が狭い
- 爪のキワに赤味や腫れ、膿が見られる
- 爪の端が巻き込んでいる
のような所見が見られないか、チェックしてあげてください。
大きくなったといっても、まだまだお子さんは経験が少ないため、自分の知っている方法で安易に対処しがちです。
ぜひ、大人が気をつけてあげてください。
やってはいけない対処法
痛いからといって安易に切ってはいけません!!
爪の先がくい込み始めた段階では、多くの人が深く考えすに、その部分を切ってしまいます。
多くの方は、痛みはじめの時、それが「巻き爪・陥入爪のせいだ」とは思いません。そんな用語も知らない人が多いでしょう。
「爪が伸びて当たるから痛い」と思っており、痛くなるたびに爪を短く切る、ということを繰り返します。
痛みが続くようになると、どうしても気になってしまいますよね。
爪の周りの皮をむしったり、さらに爪を短く切ったりしているうちに、周りの皮膚が腫れてきて熱をもち、膿が溜まることも。
膿をしぼり出して、そのうち治って、痛くなってまた短く切って・・・ということを繰り返しているうちに、爪のくい込みはどんどん強くなります。
炎症が強くなり、腫れもひどくなり、強い痛みが出ます。
さかむけが向けただけでもあんなに痛いのに、こんなに炎症がすすんだら、どんなに痛かっただろうと思います。

画像引用元:相模原・町田巻き爪矯正センターブログ
この段階になると、熱を帯びたズキズキする痛みで、歩くことすらつらくなります。
さらに、炎症を治そうと肉芽ができることも。

画像引用元:相模原・町田巻き爪矯正センターブログ
このように症状が進行してしまうと、セルフケアで治すのは困難です。そして、根本原因である爪自体を矯正しないと、また繰り返します。
ご本人がどんなに矯正してほしいとお願いされても、炎症(熱・腫れ・発赤・痛み)や化膿がある場合は、その治療が最優先となります。
爪の形のせいで炎症が起こり痛みが強くなる
↓
だから、爪を何とかしてほしい
↓
でも、炎症が治ってからでないと爪はいじれない
↓
爪がくい込んだままだと炎症が治りにくい
という、堂々めぐりに陥ってしまう前に。
炎症が起こってない初期の段階でしたら、すぐに矯正を始めて楽になるのも早まります。
痛みが出たりおさまったりしている段階で、できるだけ早く当院にご相談ください。
トラブルになりにくい爪の切り方
爪きりの正しい方法はスクエアオフという切り方です。爪の先端を丸くするのではなく、真っ直ぐにカットするイメージです。
スクエアカットは巻き爪にならないために有効なのですが、爪の先が角張っているとストッキングや靴下に引っかかって不便です。
したがって、スクエアカットにしたあと、角張った角を切り落とすのが一番いい方法です。
長年の習慣でやっている爪の切り方を変えるのには、抵抗があるかもしれません。
時折り声かけしながら、見てあげてください。
ひとりで悩まず、まずは相談を!
もし、あなたが巻き爪の痛みでお悩みで、でもどうしていいかわからず時間だけが過ぎていく・・・というような状況なら、まずはお気軽にご相談ください。
「いきなり予約するのは不安だな」というお気持ちも、ごもっともです。
多くの患者さんも、最初は「まずは話を聞いてもらいたい」「爪の状態を見てもらいたい」というところからのスタートでした。
相談したからといって、矯正を受けなければいけないということはありません。
また、矯正を無理にすすめることもしません。腫れや出血、化膿があれば、まずは皮膚科への受診をおすすめしています。
お気持ちに沿うような形で、あなたにとって、もっともいい方法を探していきましょう。
おひとりで悩まず、まずはご連絡ください。
お電話でのお問い合わせは、出られないことがあるため、LINEでのご連絡をおすすめしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
参考記事
①はじめにお読みください
②こんな時はどうしたらいいの?
③他の矯正方法について
▶VHO

澄田 順子(すみた じゅんこ)

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※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。
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