「巻き爪矯正」でネットを検索すると、たくさんの方法が出てきます。

はやく何とかしたい、けれどどれがいいのかわからない。
とりあえず、近場でしてくれるところはどこだろう。
広告が出ている大手のところなら安心かな。

など、本当に迷いますよね。

当院では「ツメフラ法」を採用していますが、この記事では、他の矯正方法について紹介します。

巻き爪矯正は、実際にやってみなければわからないことがたくさんあります。

「こんなはずじゃなかった!」という後悔を体験することなく、巻き爪のつらさから早く確実に解放されるよう、ご自身にあう方法を見つけてください。

3TO(VHO)

マチワイヤーより矯正効果が高いということで、マチワイヤーに変わりVHOを取り入れている医療機関が増えています。

両サイドから細い装具を挿入し、そこにかけたワイヤーをねじりあげることで爪を持ち上げるという理論です。

施術方法は以下のようなイメージです。

技術が簡単なこともあり、習得が容易、病院をはじめ接骨院等でも多く導入されています。

爪の先端を利用するマチワイヤーと異なり、根本に近い部分でゆっくりと矯正します。麻酔の必要もなく、治療当日から日常生活に支障なく過ごすことができます。

両サイドからかけたワイヤーを中央でねじり上げることで、図の矢印の方向に力が働くという理論ですが、実際には、物理学的にこの力のかけ方で矢印の方向に合力がはたらくことはありません。

VHO矯正の場合、日本では基本的にはライセンス取得済みの医師でなければ行えません。

3TO(VHO)のデメリット

そもそも矯正する方向性に、力学的に無理があります。

うまくかかれば爪の形が変化しますが、変化が出ないことでさらに強く巻かれてしまう危険性があります。そうなると、爪を矯正するどころか、症状がより複雑になる可能性があります。

中には、実技研修もしっかりせず、DVD学習のみで施術している施設もあります。

VHO矯正は、他のツメフラやマチワイヤーにくらべて、爪の中央部分に装着します。

今生えて巻いている爪というよりは、これから伸びていく爪を巻かないようにするとという特徴があります。

そのため、ツメフラ法のように爪がすぐに開くというものではなく、矯正に半年から一年という長い年月がかかると思っていてください。

 

以下は、VHOで思った効果が出ず、相談に来院された方のケースです。

↓VHOを受ける前の写真です

↓VHOを受けた直後の写真です

爪の中央が白くなっているのは、金具部分を保護する人工爪が塗ってあるためです。

↓ツメフラ矯正の相談に来院された時の写真です

ワイヤーでくくられていた部位で爪が不自然なかたちに変形していますね。

来院された時は、ウェストのくびれのように爪の途中がくびれ、しかも、その先の爪も黄色く濁ってしまっています。

つまりこのケースでは、VHOによって爪が浮き上がるどころか締めつけられ、治療前より悪い状態になってしまっているのがわかります。

また、爪床と爪の境目である黄線が先端へと広がってきていません。矯正をしているにもかかわらず、健康な爪が育ってきていないのです。

もちろんうまく矯正されている事例もありますが、ねじり上げて調整するという方法には、こういったリスクがあるということを知っておいてください。

巻き爪のつらさから解放されるために矯正を受けたにもかかわらず、改善が見られないというのは、本当につらいことですね。

「矯正には時間がかかるから、すぐには痛みが引かないかもしれない」

「まだ矯正途中だから、こういうものかもしれない」

そう思って、様子見を続けているうちに、症状が悪化してしまったという方もいらっしゃるかもしれません。

矯正に通っているのに痛みが改善しない
症状の改善が見られない
むしろ症状が悪化しているように感じる

そんなことがあれば無理に続ける必要はありません。

まずは、当院にご相談ください。

お写真を送っていただければ、LINEでご相談に乗ることが可能です(写真でわかる範囲内です)。

おひとりで悩まず、まずはご連絡ください。

少ない力で爪本来の形へと矯正できるツメフラ法

現在、ツメフラ法一本で巻き爪矯正をしている施術者の多くも、かつてはマチワイヤーやVHOでは矯正がうまくいかない事例をたくさん経験されてきました。

そして、たどり着いたのが「ツメフラ法」です。

ひとことで「巻き爪」と言っても、その人その人で巻いている形状も度合いも位置もさまざまです。ですから、爪と相談しながら、適切な力を加え矯正することが重要です。

当院が採用している「ツメフラ法」は、従来の手術療法に疑問を持った現役医師の鈴木先生によって研究開発されました。

巻き爪矯正の問題点の克服だけではなく、これまで未開拓分野だった爪自体の性質を研究・解明されたことで、より効率的に矯正をすることが可能となった、まさに革新的巻き爪矯正法です。

ツメフラ法の革新的特徴

①少ない力で効果的に矯正が可能な特殊装具

矯正したい部分に対して90度の方向に力をかけていくと、合力で少ない力で楽に動かすことが可能、という物理法則にもとづいた設計です。
ですから、つけた瞬間からその日のうちに爪の形が大きく変わる方がほとんどです。※すべての方がそうなるとは限りません

②どんなタイプの巻き爪でも矯正可能

巻き爪の様子は本当に人それぞれ。ツメフラ法なら、装具に種類があるため、あらゆる形状の爪に対応可能です。
さまざまな装具で使い分け、適切な位置で適切な力を加えて矯正することができます。

③デザインしたい形にあわせて矯正力の調整が可能

巻き爪は左右対称とは限りません。むしろそうでないことがほとんどです。ツメフラ法なら左右で矯正力をかえ、バランスよく爪の形を整えることができます。しかも、指にそった自然なカーブに仕上がります。

 

④矯正卒業後は、装具を使って自分で予防ケアが可能

他の矯正法と決定的に違うのが、卒業後も装具を使って自宅でセルフケアできるということ。
装具は半永久的に使える丈夫なものですので、卒業後のセルフケアでは費用は発生しません。

ひとりで悩まず、まずは相談を!

もし、あなたが巻き爪の痛みでお悩みで、でもどうしていいかわからず時間だけが過ぎていく・・・というような状況なら、まずはお気軽にご相談ください。

「いきなり予約するのは不安だな」というお気持ちも、ごもっともです。

多くの患者さんも、最初は「まずは話を聞いてもらいたい」「爪の状態を見てもらいたい」というところからのスタートでした。

相談したからといって、矯正を受けなければいけないということはありません。

また、矯正を無理にすすめることもしません。腫れや出血、化膿があれば、まずは皮膚科への受診をおすすめしています。

お気持ちに沿うような形で、あなたにとって、もっともいい方法を探していきましょう。

おひとりで悩まず、まずはご連絡ください。

お電話でのお問い合わせは、出られないことがあるため、LINEでのご連絡をおすすめしています。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

参考記事

①はじめにお読みください

巻き爪の治療や矯正、いろいろあるけど何が違うの?

あなたの知らない巻き爪の真の原因とは?

その方法で大丈夫?やってはいけない巻き爪ケア

巻き爪は手術しないで治す時代へ~保存的治療を選択しよう

巻き爪になりやすいか調べるセルフチェック法

当院の巻き爪矯正ツメフラ法について

②こんな時はどうしたらいいの?

陥入爪の痛みと対処法

巻き爪や陥入爪が化膿した時の対処法

爪の色が黄色や緑色に変わったら

③他の矯正方法について

マチワイヤー

VHO

B/Sスパンゲ

 


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澄田 順子(すみた じゅんこ)

澄田 順子(すみた じゅんこ)

「山口下関巻き爪矯正 アンリーシュ」院長。

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。

山口下関巻き爪矯正 アンリーシュの施術の特徴

巻き爪の悩みを解決をしたいけど・・・。
どんな施術なのか?どのくらい料金がかかるのか?など不安な方も多いと思います。
山口下関巻き爪矯正 アンリーシュは、あなたの悩みを丁寧にお聞きし、原因や施術方法、料金をしっかりとお伝えいたします。
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