=目次=
深爪の習慣ありませんか?
陥入爪(かんにゅうそう)について
貫入爪の痛みを悪化させる爪棘(つめとげ)
陥入爪の治し方は?
初期のうちに専門家で対応を!
ひとりで悩まず、まずは相談を!
参考記事
深爪の習慣ありませんか
- 爪の白い部分があるのが気になってしょうがない
- 爪の白い部分が少しでもあると切ってしまう
- 爪をむしるクセがある
- 切りすぎて爪が小さくなっている
- 爪をななめにカットするクセがある
子どもの頃からの習慣で、つい深爪をしてしまう、という方はたくさんいらっしゃいます。
しかし、手の指と違い、足の爪を深爪してしまうと、大変な症状に進行することがあります。
なぜなら、足の爪は体重の負荷や地面からの反発で、日常的にかなりの負荷を受けているから。
陥入爪(かんにゅうそう)について
これは、陥入爪(かんにゅうそう)という状態から炎症を起こしているケースです。
痛々しく、この状態で体重を支えなければならないというのは、本当につらいことです。
陥入爪とは、巻き爪とは違い、爪が指先の皮膚に沈み込んでしまう状態です。
この状態でも爪は皮膚にググっとくい込むように伸びてきてしまいます。
爪が常に皮膚に刺さった状態になるため、化膿や出血を引き起こし、強い痛みが生じることも。
中には、痛みのせいで学業や仕事、スポーツに集中できないほどの方もいます。それはつらいですね。
この痛みを取り去るために、多くの方は、くい込んでいる爪部分を斜めにカットします。
カットするとその時は楽になりますが、伸びてくると痛みが生じます。しかも、前よりももっと痛みます。
なぜなら、斜めにカットすることで、爪の長さが短くなり、負荷がより狭い場所に集中するからです。

画僧引用元:相模原・町田巻き爪矯正センターブログ
踏み込む際に黄色部分のくい込みが強くなり、その分痛みも増強します。
それだけではありません。
斜めにカットすることで、実は切り残しが生じてしまうことにあるんです。
貫入爪の痛みを悪化させる爪棘(つめとげ)
端っこが肉の中に埋もれた爪を切るのは、難しいんです。
自分ではちゃんと切ったつもりでも、埋もれた肉の中に切り残しがあることがあるんです。当然、それは埋もれていて見えません。
イメージとしては、↓のような感じです。

画像引用元:仙台巻き爪矯正院
実際に見たわけではありませんが、このような切り残しが爪の中に埋もれていると考えられます。
その切り残しも徐々に伸びてきます。
そして、斜めに切る⇒切り残し発生⇒伸びる⇒斜めに切る⇒切り残し発生⇒伸びるを繰り返すうちに、切り残し部分が「棘(とげ)」のような形状になっていきます。

画像引用元:大津・瀬田巻き爪センター
ひどい場合には、二股や三股の棘になっているものも。
これが常に刺さるため、炎症、肉芽形成といった負の連鎖になっていくのです。

画像引用元:相模原・町田巻き爪矯正センターブログ
陥入爪の治し方は?
初期の陥入爪
初期の陥入爪については、皮膚にくい込んだ爪をできるだけ離してやることが効果的です。
もっとも簡単な方法は、テーピングで爪の周りに盛り上がっている皮膚を引っ張って、爪から離してやることです。
これは自宅でも可能な方法です。
しかし、この方法はあくまでも応急処置にすぎません。陥入爪を起こす根本原因(爪棘・足のつかい方・生活習慣)を取りのぞかない限り、何かのきっかけで症状が悪化することがあります。
正しい爪の切り方は、陥入爪の予防。テーピングは応急処置。というふうにお考え下さい。
すでに痛みが出てしまっている場合は、はやめに来院していただき、矯正をする方が、時間的にも経済的にも、また心身の負担の面からも、はるかに早く楽になることができます。
なり始めの頃は、痛かったり痛くなかったりするので「このままよくなるかも」と様子見をしがちです。しかし、この段階で的確に対処すれば、痛い処置をする必要はありません。
できるだけ初期の段階で、お問い合わせいただくことを強くおすすめします。
症状の進んだ陥入爪
初期を過ぎると、陥入爪が慢性化し、痛みも増します。
- 痛みが常にあり、ティッシュが触れるのも痛い。
- 痛みで動きづらく、生活に支障をきたす。
- あきらかな炎症や化膿が見られる。
このようなトラブルがあるなら、放置していてはいけません。
しかしながら、この状態で「何とかしてほしい」とお願いされても、残念ながら、炎症や化膿、肉芽組織がある場合、当院では巻き爪矯正を行うことができません。
お問い合わせいただいた場合は、医療機関での治療を、まずおすすめするようになります。
医療機関での陥入爪治療は、炎症を鎮めるための原因の除去を行うことになるでしょう。すなわち、爪棘部分をふくむ爪の部分除去です。
炎症・肉芽形成の原因である爪棘を取りのぞかないと、炎症は鎮まりません。
爪棘のみを切除してくれる医療機関があればいいでしょうが、現実的にそれは難しいでしょう。
初期のうちに専門家で対応を!
この記事を読んでいるあなたが、すでに痛みが出てしまっている場合は、はやめにご相談ください。
初期段階で爪棘を除去し矯正をする方が、時間的にも経済的にも、また心身の負担の面からも、はるかに早く楽になることができます。
なり始めの頃は、痛かったり痛くなかったりするので「このままよくなるかも」と様子見をしがちです。
しかし、巻き爪や陥入爪に関しては、自然に治っていくということはありません。
まずはトラブルを起こしている爪の形をととのえ、次に、これから伸びてくる爪を健康的に伸ばす、というのが、正しい対処法です。
初期の段階で的確に対処すれば、わざわざ手術で痛い想いをする必要はありません。術後、爪周辺組織が正常に戻るまで、かなり長い間、激痛に耐えて生活しなければなりません。
できるだけ初期の段階で、お問い合わせいただくことを強くおすすめします。
ひとりで悩まず、まずは相談を!
もし、あなたが巻き爪の痛みでお悩みで、でもどうしていいかわからず時間だけが過ぎていく・・・というような状況なら、まずはお気軽にご相談ください。
「いきなり予約するのは不安だな」というお気持ちも、ごもっともです。
多くの患者さんも、最初は「まずは話を聞いてもらいたい」「爪の状態を見てもらいたい」というところからのスタートでした。
相談したからといって、矯正を受けなければいけないということはありません。
また、矯正を無理にすすめることもしません。腫れや出血、化膿があれば、まずは皮膚科への受診をおすすめしています。
お気持ちに沿うような形で、あなたにとって、もっともいい方法を探していきましょう。
おひとりで悩まず、まずはご連絡ください。
お電話でのお問い合わせは、出られないことがあるため、LINEでのご連絡をおすすめしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
参考記事
①はじめにお読みください
②こんな時はどうしたらいいの?
③他の矯正方法について
▶VHO

澄田 順子(すみた じゅんこ)

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※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。
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